神奈川県の相談会に参加しました

先週の土曜日に神奈川県が主催する相談会に参加しました。元不登校性が自分が経験した心の変化を自分の言葉で話す場面もあり、会場の共感を得ていました。自分としては、過去の葛藤を整理して話している様子がすごいなって感動しました。ちゃんと過去を受け入れているから出来ることだと思います。

 

その後は個別相談です。あまり時間がないため、多くの人とゆっくりお話しすることは出来ないのですが、それでも来てくれた方に何かを伝えられたらと自分なりに頑張ったつもりです。しかし、自分なりにというのはこの業界ではなしだと思います。役に立ったか無駄だったかは、相手に判断してもらうべきだと思っているからです。そうした想いが自分のモチベーションにもつながっているのだと思っています。

 

この相談会には、毎年多くの参加者がいます。また、違う相談会にも多くの方が参加しています。しかし、その相談会でどこかにつながることが出来るかというとそれほど多くはないのではないかと感じています。それは、相談会の内容が悪いなどというつもりはありません。相談会で話を聞いて前向きになり状況が改善したのなら一番いいのですが、現場にいるとそれだけでなないように感じてしまうのです。

 

どこにもつながれない理由を本気で考える時期なのではないでしょうか。学校に通っている子も悩みや不安は持っているはずです。しかし、いろいろな大人と接することが出来ます。しかし、不登校の子は、ただでさえそのような機会が少ない傾向があります。自宅以外で過ごせない子にそのような機会を保障するために何が出来るでしょうか。

 

交通事故でも車より自転車、そして歩行者が守られるように、日本の法律は弱いものから守るのだと聞いたことがあります。天才を育成していくことより、今困難に直面している子どもや若者を丁寧に支えていくほうが確実に社会の力になると思います。

 

経済的な支援なのか、アウトリーチの仕組みなのか、専門家の育成なのか、それ以外の理由なのかを民間や行政だけでなく知恵を出し合うしかないのではないでしょうか。少子化だと言われています。そうした現状を考えると一人の子どもも見捨てず大切に社会で育てる必要があるのではないかと改めて感じました。 いつか「学校に行かないでひきこもったから今の幸せがある」と誰もが笑顔で話せる社会になるようにこれからも頑張っていきたいと思いますので、個別相談でお話しできた保護者も出来なかった保護者も、参加できなかった保護者もぜひ気軽にご連絡をお待ちしております。