新しい環境

 新年度が始まって2週間くらいが過ぎた頃でしょうか。進学やクラス替えがあった場合は、もちろんですが、同じクラスだとしても学年が変わるとそれなりに緊張感があるものです。

 

 毎日緊張感を持って生活していると、その分疲れが出ます。この時期はもしかしたら疲れが出始めている時期なのかもしれません。以前にかかわった子供が、まずはGWまで頑張ろう、GWはゆっくりできるから何とか頑張っていると話してくれたことがありました。

 

 GW明けはそれまで頑張っていた子どもが再び学校に行かなくなることやそれまで張りつめていた緊張感が緩み、登校をしぶるようになるなどの変化も多い時期です。

 これまで不登校だったが、4月から学校に通えるようになった子の保護者はGW明けに登校できなくなった子の状況を見ると、「やっぱり無理だったのか」、「また家にいる日々が続くのか」などの気持ちになり、とても複雑な気持ちになると思います。子どもも、その様子を見ることで「また親を裏切った」、「やっぱり自分には無理なのだ」など自分を責め、子どもと保護者で暗い気持ちになる、そんな場面を見ることもありました。

 GW明けは大人でも会社に行くことが億劫になることもありますし、明日から学校ということで暗い気持ちになる子どもだっていると思います。つまり、どんな人でも大型連休明けはもう一日休んでいたいという気持ちになるものだと思います。ひとりの大人として、連休明けはしっかり切り替えて出勤するのは当たり前ですが、同時に「自分だって休んでいたい」という本音も子どもたちに伝えることも大切なように思います。

 

 不登校を経験した子どもや保護者がGW明けの状況で、自信を失ってしまいことやあきらめの気持ちを持つことは、それまでの経緯を考えたら、もしかしたら当たり前の感情なのかもしれません。でも、そんな気持ちのままではいないでほしいと思っています。

 まず。緊張度が高い4月を過ごせたということは、確実に成長していることだと忘れないでほしいです。子どもには、頑張りたいという強い気持ちがあったから過ごせたのだと思います。そして、早めに相談してもらいたいとも思っています。人間関係も勉強もまだ取り返せる時期ですし、自己嫌悪の気持ちのままでいることは余計に自信を持てなくなるからです。そして、最後に思うのは、GW明けの休みたい気持ち、登校しぶりも子どもにとっては成長の糧になると思っているからです。連続したお休みは、GWだけでなく夏休みなどの長期休暇やインフルエンザなどの病欠などもあります。その度ごとに気持ちを切り替えることた対応方法を学んでいける力が子どもにはあると思っています。だから、安心して楽しいGWを過ごしてほしいと思っています・・・・まだ、早いですが(笑)